イチゴの正しい食べ方です
●よく熟れたイチゴから食べる (大きくても根元が白いものは未熟、小さくても真っ赤なものが完熟です) ●とったイチゴはきれいに食べる (さきにヘタだけもいでから食べてください。ゴミ箱に捨てるのは、イチゴのヘタだけです) ●1粒とっては食べる (必要以上に摘み取らないこと) ●“食べ放題”とは“やりたい放題”ではありません (この点を完全に勘違いしているかたが、ほんのごくわずかですがおられます。ご家庭でふだん食べられているのと同じく、きれいに食べるのが常識であり、そのうえで、心ゆくまでお楽しみください) これが基本です。 これらをぜったいに守っていただけるかたは、これより下の部分を読んでいただく必要はありません。 ですが、ではなぜこんなことをわざわざ書いているのか?というのには、理由があります。 『イチゴ狩りや果物狩りには何度も行っている』というベテランのかたでも、ぜひ一度は読んでいただけるとありがたいです。 |
ほとんどのかたは完熟イチゴを選んで、ヘタしか残らないきれいな食べ方をしてくださるのですが、ときどきやはり『根元の白い大玉イチゴ』や、真っ赤な完熟ですら先だけ食べてあとはポイという、食べ放題を『やりたい放題』と勘違いしているかたがおられます。
そこで、いまさらですが“イチゴの正しい食べ方”としてお知らせし、今後はこの食べ方をしていただければ。
(これまでも違う食べ方でもきれいに食べていただくかたが多いのですが、この食べ方に統一させていただけるとありがたいです)
×これが悪い例です。 | ||
大きいからと、先しか赤くないイチゴをとる | 白いところを残して先だけかじる | 食べ残しをゴミ箱にポイ (これは実際の祝日夕方のものです) このあとでも、ハウスの中には真っ赤な完熟が多数ありました。 |
↑こんな食べ方をされる方は、次回の入園をかたくおことわりさせていただきます。 この食べ残しの量を考えただけだけでも、あと何人のお客さんに来ていただけたか… ハウスの中には、真っ赤に熟れた完熟イチゴがたくさんぶら下がっている中、なぜこの白いイチゴを食べられるのか?? 根元まで熟れた完熟イチゴですら、同じ状態のこともあります。 根元の白いイチゴは、どんなに大きくても未熟なイチゴです。 それらは、数日後、もしくは寒い時期なら次の週のお客さんが食べるはずだったイチゴです。 これは、当園にとってもですが、ほかの『入園していただけるはずだったお客さん』、そしてこの『どこでも買える未熟なイチゴを食べたご本人』にも良いことではありません。 |
●『こういう食べ方をしていただきたい』という食べ方。 | ||
きれいに食べていただいたかただけのときのゴミ箱の画像です。 ほんと、緑1色のフカフカ状態です。 これ、じつは小学生の団体さんが来られた後のもの。 ここまでキレイに食べていただけると、本当に気持ちがいいですね。 |
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@真っ赤な完熟イチゴをえらんでもぎ取る | A最初にへたをとってから食べる | Bヘタだけゴミ箱に捨てる |
この食べ方なら、間違いなく『残るのはヘタだけ』、食べ残しはゼロになります。
ご家庭でイチゴを食べるときは、これくらいきれいに食べることと思います。
それと同じことをしていただけばいいだけなんです。
このページを作成し、それを見て初めて当園に来られたようなかたが多かった日は、普段以上にきれいな食べ方をしてくださっていることに驚きました。
ふつうはこんなお願いをするようなお店なんてないと思いますし、めんどくさそうと感じるかたもあろうかと。
でも、この『ふつうにきれいに食べるだけ』のことを、当然のこととしてとらえてくださるかたのほうが圧倒的に多いんですよね。
イチゴ狩りのプロともいえる、きれいに食べてくれるかたが多い、毎年来ていただいている『常連さん』というかたのなかにも、ときどき間違った食べ方のままのかたもおられるのも事実です。
いまいちど、ご自分の食べ方を見つめ直していただき、『しまった、間違ってた、今後はきれいに食べないと!!』と思っていただければありがたいです。
これもひどい例です。 たくさんのイチゴを摘み取ってキープした結果がこれです… | |
この画像を見て『これ、自分がやったものだ』とわかる かたもおられるかも。 また、完熟でぶら下げているということで、傷んでしまうイチゴも なかにはどうしても出てきます。 できるだけ取り除いて回ってはいますが、さすがに数万粒もの イチゴすべてを100%チェックするのは事実上無理でして… もし傷んでいるイチゴを摘み取ってしまった場合は、 ゴミ箱まで捨てに行ってくださいなんて言いませんので、 こういった所に捨てず、『人が踏んでしまわないような場所』 、床の上にによけて置いていただけると、私たちも発見しやすく 掃除もしやすいです。 ご協力をよろしくお願いします。 |
左の画像を見て『???』と思う人も多いかと。 これはお客さんが帰られた後に、ハウス内を見て回ったときに見つけたものです。 いたんでいるわけではない、きれいな大玉完熟イチゴがゴッソリとイチゴの株の間に隠すように捨てられていました。 これだけでなく、ハウス全体にこういったものが多数あります。 全部集めたら、いったいどれほどのイチゴがこのように捨てられているのか… 考えられるのは @ほかのひとにとられないようにヘタ入れの紙コップに何粒もキープする A食べようかと思ったら、(自分で)つぶしてしまってて、おいしそうじゃないからこっそり捨てる B取ったはいいけどおなかいっぱいでもう食べられない また、 量り売りでついついとりすぎてしまい、お金を払うのがいやだから量を減らす ほかにもいろいろと考えられますが… |
これらのイチゴは、他の人・後からくる人がおいしく食べられたはずのイチゴたちです。 そして、こういうイチゴは数日で傷み、健康なイチゴの株も病気にしてしまいます。 これらの捨てられてしまったイチゴを探して回り、拾い集める作業は、ものすごく大変で時間がかかり、ほかのたいせつな作業が間に合わなくなります。 『一粒摘み取っては食べる、また次のイチゴを摘み取って食べる』 こういった食べ方をしてください。 ときどき小さなお子さんが、ぶら下がっている完熟イチゴを、どれもこれもにぎってしまい、つぶしてしまうことがあります。お子さんには悪気があるわけでもなく、『やってはいけないことだ』ということがまだわからないので、かならず保護者のかたがいっしょについて回って、『食べるイチゴだけさわるように』と教えてあげてください。 また、とったイチゴは、必ず食べるか、量り売りでお持ち帰りください。 それはイチゴ狩りをする人として、というより、食べ物を粗末にしないという、当たり前のルールです。 ときどき量り売りのイチゴを持ってこられ、思ったより値段が高かったからと、お子さんに無理やり食べさせるようなかたもおられます。 『おなかいっぱい食べた!!満足満足!!』と、楽しい思い出になるはずが、最後の最後にそんなことでは、『いやな思い出』にもなりかねません。 また、当園としても、一生懸命育ててきたイチゴを、そんなふうに無理やり食べさせるような光景を見る、というのも、いやなものです。 かといって、どのお客さんにも同じ値段でお売りしていますので、誰かだけに『おまけする』というわけにはいきません。 次のひとが美味しく食べられたはずのイチゴです。 みんなが気持ちよく過ごせるためにも、摘み取ったイチゴは気持ちよくお持ち帰りいただく、食べるイチゴ以外はさわらないようにしてください。 |
●よく熟れたイチゴから食べるようにしてください。
当園では、『どこを探しても完熟イチゴがない』状態では、絶対に入園していただくことはありません。
今日の大玉完熟イチゴは、前の日のお客さんからの贈り物です。
来ていただいたときに食べられた『大玉完熟イチゴ』は、前の日の見ず知らずの人が、あなたのために取らずに残してくれた贈り物です。
根元のまだ白い大玉イチゴは、次の日の人のために残してあげてくださいね。
その大玉の赤ちゃんは、次の日・次の週には、もっと大きく・根元まで真っ赤なおいしい完熟イチゴになります。
大玉イチゴは、完熟するまで時間がかかります。
こんどはあなたから来週のお客さんへのプレゼントを。
1粒100g以上の“化け物級”になるはずだった大玉いちごです。 イチゴの土の上にさしてありました。 間違えて取れて落ちてしまったのなら仕方ないのですが… |
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時期によってはこんな大玉もぶら下がりますが、これはまだまだ特大イチゴの赤ちゃんです。 これの頭だけをたくさんかじってあとはゴミ箱に捨てる、悪質な行為をされるかたが時々います。 また、子供さんが取ってしまったものを『それはまだ食べられないでしょ!』と、そのままゴミ箱へ捨てるかたすらいます。 それは当園にとっても、次のお客さんにとっても、またそういう食べ方をする方自身にも良いことではありません。 せっかくのいちご狩り、スーパーなどでも買えるイチゴより、いちご狩りでしか食べられない本物の完熟イチゴを食べてください。 『大きいイチゴ』ではなく、『真っ赤に熟れた完熟イチゴ』を食べることが、ほんとうのいちご狩りです。 |
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●超大玉紅ほっぺ 上の画像のイチゴを1週間熟らせ続けたものです。 (根元まで真っ赤に色づいたうえで、さらに数日間イチゴの株にぶら下げた状態で熟成させたものです) 上のイチゴが『赤ちゃん』という意味、わかっていただけますよね。 大きさも色合いも、全然違います。 長さ的にはあまり変わってないですが、その直径は1.5倍にはなってる感じです。 持っても【ズッシリ】で2倍以上の重さ。 上の状態で赤い先っぽだけ食べてしまうのと、この完熟状態でヘタの根元まできれいに食べていただくことを比べれば、同じ量を考えれば4人分の数のイチゴを食い散らかすことになります。 ということは、次の週に4人のお客様に食べていただけるはずだったイチゴを、無駄に食べてしまうわけです。 “あまりにひどい食べ方をする人は、次回から入園をお断りします”の意味がわかっていただけるかと。 これが本物の完熟超大玉イチゴです。 ここまで熟れるまで、みんなで育ててから食べていただきたいというのが願いです。 もちろんこの状態のものを見つけたら即ゲット!!で食べてくださいね。 |
『こんなにたくさんあるんだし、食べ放題だから今日はとくべつ、甘い先っぽだけ食べればいい、入園料を払っているんだから、ハウスの中のイチゴは全部自分のもので、好きにしてもいい』ということなのかもしれませんが、午後の遅い時間帯になると、それこそ探し回らないと完熟イチゴがないこともあります。
そうなると、臨時休園としてそれからのお客さんはおことわりせざるをえないことに。
当園では、根元が白いイチゴまで食べていただかないといけないほど、完熟イチゴがない状態では絶対に入園していただかないようにしています。
美味しいイチゴは『大きい・形がいい』ではなく、『小さくても形が悪くても真っ赤な完熟イチゴ』です。
そして、根元がまだ白いイチゴは、次の日・またその次の日のお客さんに食べていただくイチゴです。
いつでもどこでも買えるような白いイチゴではなく、イチゴ狩りでしか絶対に食べられない、真っ赤に完熟した『完熟イチゴ』のイチゴ狩りを楽しんでください。
あなたの食べ方ひとつで、ほかのお客さんにも気持ちよくイチゴ狩りしていただけるかどうかが変わります。
みんなが楽しくイチゴ狩りできるよう、みなさんもご協力ください。
あまりにひどい食べ方をされるかたは、次回の入園をおことわりさせていただく場合があります。
“食べ放題”を『やりたい放題』と勘違いされるかたが、やはりときどきおられるのが残念です。
真っ赤な完熟イチゴですら先だけかじってはポイポイ捨てるかたも。
ましてや完熟イチゴだらけのなか、なぜこの白いイチゴを食べるのか?まったくわからないこともあります。
そういったかたを1人おことわりすることで、次にお越しになる何人ものかたにイチゴ狩りを楽しんでいただけることになります。
これは当園だけのルールということではなく、ほかのイチゴ園さん、またほかの観光農園(ナシやブドウなど)もみんなそうです。
これまで、よそではそんなこといわれたことない!!という人も中にはおられるかも。
ですが、それは単にそのお店が『がまん』しているだけのことです。
ひょっとすると『またこの人が来た』と思われているかもしれません。
食べ物を粗末にしない、きれいに食べるというのは、当たり前のルールだということはわかっていただきたいです。
当園では、そのルールをまもっていただけないかたは入園していただかない、それによりルールを守っていただける圧倒的大多数のかたに、より気持ちよくイチゴ狩りを楽しんでいただける環境づくりに力をいれています。