キュウリ作り

夏場はイチゴがないので、キュウリを作ってます。

これがキュウリを栽培するハウスです。
実はイチゴ栽培用のハウスだったのですが、冬場の保温がまともに出来ないため、夏場の雨よけ用にせざるを得なかったといういわくつき。

思い切りゆがんでしまってます。
水の勢いの凄まじさが分かります。

それでも平成18年9月17日に上陸した台風13号では、まったく被害が出ませんでした。
(直撃ではなかったおかげです。)
7月26日に植え付けたばかりのキュウリ苗。
あまりの暑さに、日中は完全にしおれてしまってます。
根がしっかりと土に活着したら安心なのですが、それまでが大変。

今年はハウスの天にビニールを張ってないおかげで、それほどの暑さにならず、枯れてしまう苗が少なくてすみそうです。

苗が思ったより早く出来上がったおかげで、大慌てで土作り・肥料ふり・畝たてをしたおかげで、まっすぐな畝にならず。
かっこ悪いです…

8月6日現在の様子。
定植直後にかなりの雨が降ったので、肥料分が流されたところが出来てしまい、育ちが悪いところも。
8月8日
普段ならもっと早く伸びるものですが、今年はちょっと遅め。

でも調子づくと、ひと晩でいきなりガラッと変わるので、気をぬけないのがキュウリ作りの恐ろしさと面白さ。
8月17日
ようやく吊り上げました。背が低い割りに花盛りになってます。
同じく8月17日
キュウリの赤ちゃんです。キュウリは受粉しなくても実がなる植物って知ってました?
8月26日
収穫が始まりました。
こんな感じにぶら下がります。
イチゴやトマトなどの、果実が赤い作物とちがい、緑のなかの緑の実なので、探すのが大変。
葉っぱの陰に隠れて取り残したまま放置していると、ヘチマくらいのキュウリになってしまうことも。
うちでは「ハマチ」と呼んでます。なんとなく似ているので…
コンテナの中はこんな感じです。
これをJAの野菜集出荷場に出荷し、大きさや太さ・形を機械と人の手で選果・選別され、箱詰めされて市場へ。
それがスーパーや八百屋さんに並ぶことになります。

収穫したすぐの新鮮なキュウリは、ポキッと真っ二つに折ってもすぐにくっつきます。
でました、お化けキュウリ。
葉の陰などに隠れて、とり忘れたものが太ったものです。

これで2日遅れってとこでしょうか?
30cm以上、ズッシリしてます。

もちろん規格に入らないため出荷できませんが、食べるとけっこう美味しかったりします。

でも、もっと樹が大きくなり、葉が茂ってくると、こんなものじゃないです。